2014年08月07日

餅茶(へいちゃ)とは?


プーアル茶の代表的な形として、餅茶(へいちゃ)、沱茶(とうちゃ)、小沱茶(しょうとうちゃ)、磚茶(せんちゃ)、散茶(さんちゃ)などがあると説明しました。まずは、代表的な形である餅茶(へいちゃ)について説明します。



 餅茶(へいちゃ)とは?

 餅茶は、製茶する過程で茶葉を圧縮し固めたものです。そのため、圧縮し固めた茶葉のことを緊圧茶と呼んでいます。固めないでばらばらの状態の茶葉のことを散茶(さんちゃ)と呼んでいます。



 餅茶について説明する前に、中国における茶葉の輸送事情を説明しておきます。
中国でお茶が生産されるのは、ほとんどが高地です。しかもお茶が消費されるのは、北京や上海と言った平地あるいは海に近い大都市です。お茶が採れる辺鄙な高地から大都市まで、散茶の状態で運ぶと運搬途中で湿ったり砕けたりすることが多いので、茶葉を圧縮し固める技術が発達したのです。運搬に便利なだけでなく保存状態がよくなることで、長期保存ができるようになったようです。特に、唐代から宋代にかけて緊圧茶が主流となり、圧縮成型技術も格段に進歩しました。
 


 そんな緊圧茶の代表が餅茶です。餅茶の一般的なサイズは、直径約20センチ、重さ約350グラム、中心部分の厚み2.5センチくらいの円盤状に固められたお茶です。日本の正月によく見るお供えの丸餅のような格好をしています。なぜ餅茶というのかというと、中国では、手の平で茶葉をひろげて固めることを餅にすると言うことから、餅茶と呼ばれるようになったようです。



 餅茶の中でも有名なのが七子餅茶で、7個の餅茶を竹の皮で包んでまとめられたもので、長期保存に適しています。


posted by p-tea at 11:09| プーアル茶とは? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする